【作品レビュー】

「街コンに行って、遊び相手でも探してみないか？」急に、友人からメッセージが飛んできた。あまり気乗りはしなかったが、いつもと違うタイプの女を見つけられるかも、と参加する事にした。男女共に自らをアピールするのに必死な中で、一人だけ違う雰囲気を纏った女が居た。スラっと伸びる脚に、黒い髪を長く伸ばしたクールビューティー系の女だ。「今日は、友人の付き合いで来ただけで……」と、退屈そうに彼女は話していた。「俺も、友人に誘われて来たんだけど、あんまり馴染めなくて。よかったら相手になってくれない？」と言い、一対一で話すことが出来た。お互いのプロフィールを話して、勤務先や異性関係などの話をしたら。すると、見た目によらず男慣れしていない様で、かなりのロマンチストの様だ。「よかったら、一緒に夜景を観に行かないか？」と誘うと、目を輝かせてついて来た。「素敵……こんな景色観たことない」なんてうっとりしてたから、そのまま今日は帰したくないって言って、ホテルに連れ込んだよ。モデルのような見た目に似合わず可愛い下着を着けていたから、内面は相当乙女なんじゃじゃないかな？「何でカメラ回すの？」って、うるさいからさおもちゃで遊ぶのが好きみたいだから、使ってあげたら良い声で鳴いていたよ。少しいじるだけだびしょ濡れになっていたね。従順で言えば何でもする玩具にするにはピッタリの女だから、とりあえずマーキングとして中に出しといてやったよ。散々遊ばれた後も、まだ自分は良い相手に巡り会えたって勘違いしてたみたいだね。「街コンに行って良かった。あなたと出会えたから……」なんて言ってたけど、僕もそう思うよ。キミみたいな良い玩具に出会えたからね。