【作品レビュー】

彼女は僕の美容室に通う女◯高 生。最初の頃は保護者と一緒に来店していたが、最近はようやく1人で来れる様になった。「最近1人で来る様になったね〜」と言うと本人曰く、「もう大人だもん！」とほっぺを膨らましながらすねた様に言う。このお年頃の女のこ特有の大人に見られたい！憧れる！！の時なんだなぁ〜ってつい微笑んでしまう。確かに僕もそんな時あったな。彼女の髪の毛をセットしている時、彼女から「今日は髪の毛巻いてみたいです・・」と恥ずかしそうにいう彼女。そのモジモジ具合もほんと可愛い！！もちろん僕は快諾し、できるだけ変身感を味わって欲しくて出来る限りお人形の様に可愛く仕上げてあげた。すると、今までで一番可愛い笑顔でワーって言いながら喜んでくれた。この瞬間って本人はもちろんだけど、僕の方が嬉しかったりするんだよね。何度も角度を変えて自分チェックしているルンルン気分の彼女の後ろから、本気だけどジョーダンに聞こえるように「今度髪の毛巻いてどっか行こっか？」と誘ってみるとあからさまに顔を赤くしながら「どうしよっかなぁ〜　ヘヘヘ。」と彼女なりの承諾をしてくれた。当日。待ち合わせ場所で待っているとフワッと髪の毛を靡かせながらこちらに向かってくる彼女。頑張って巻き巻きしてきたのが一目でわかる。しかも今日は制服・・・。考えてみれば彼女の制服姿を見るのは今日が初めてだった。なんか・・いつもと違う変な気持ちになってしまった。彼女は巻いてきた髪の毛の事を触れてほしくてモジモジし僕は下心がバレない様にモジモジする妙な空気が2人の間に渦巻いていた。とりあえず髪の毛のことに触れてあげるとすっごい嬉しいくせに控えめに喜びを表現している仕草にさらにキュンキュンしてしまう。一つ一つの可愛すぎる仕草が僕の心にとめどなく突き刺さりまくっていた。そして・・・。彼女のことをまだあどけなさが残る女のことしか見ていなかっただけに、彼女のポテンシャルの高さにはただただ驚かされてしまった。今時の女◯高 生ってこんなにも凄いとはね・・・。ほんといい誤算。また会う事になるだろうねきっと。